Microsoftのゲーム開発コンテストの受賞者に日本人ゼロ Game Programmer's (web)Log

Microsoftのゲーム開発コンテストの受賞者に日本人ゼロのページです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

Microsoftのゲーム開発コンテストの受賞者に日本人ゼロ

このblogをやっていて、初めてトラックバックをいただきました。
ありがとうございます。

さておき、ファミ通.comの記事から。

Microsoftが提供しているXNAというゲーム開発環境があるのですが、
そのXNAを用いて作られたゲームのコンテスト、「Dream-Build-Play
の受賞者がアメリカでおこなわれたゲーム開発者カンファレンス、
「Gamefest 07」で発表されたというニュースです。

Gamefestは毎年日本でも「Xfest」という名前で似たようなカンファレンスを
やっているので、おそらく今年もあるんじゃないかと思います。

で、その最優秀賞に選ばれたソフト2本のプレイ動画が
GameTrailers.comで公開されていました。

まずは、「The Dishwasher: Dead Samurai (Remix)」という
横視点2Dアクションシューターから。



さらに動画をもう一本。



プレイヤーの多彩で小気味よいアクションもさることながら、
カメラワーク、エフェクト、画面効果の使い方がかなり秀逸です。
ゴッドオブウォーさながらのシネマティックなシーンもあったりで、
見ているだけでも非常に気持ちのよいゲームになっています。

そして、もう一本が「Blazing Birds」という
バドミントンをベースにしたスポーツゲーム



昔PCのフリーソフトでこんな形のゲームは見られましたが、
それを今風にアレンジしたようなゲームです。
シンプルで駆け引きの深そうなゲームのようです。

どちらのゲームにも言えることですが、
やはりゲームプレイのテンポをすごく大事にしているのが分かります。
物量的な問題も当然あるとは思いますが、余計な「見せ場」を作って
テンポが悪くなるのを排除しています。
アクションゲームに限らず、制作者側があれも見せたい、これも見せたいで
プレイヤーの操作ができない瞬間がゲーム中にあるために
テンポを阻害しているゲームというのは商業ゲームでもよく見られます。


これらのゲームは、4ヶ月という驚異的な短さの期間で制作されたそうです。
XNAというツールの底力が現れた形なのでしょう。
これを見て、私も俄然興味が湧いたので、時間があるときにでも
いじってみようかと思いました。かなりの宣伝になったのではないでしょうか。

これら2つのゲームは、将来的にXbox Live Arcadeで配信されることが
決定しているようです。(日本では未定ですが)
ダウンロードコンテンツという意味では、現在はXboxが他を圧倒している
ように思います。あくまで日本ではなく海外での話ですが。

そして、ここからが本題になるわけです。

Dream-Build-Playの公式サイトに、優秀賞の作品と受賞者の一覧が
発表されているのですが、見ても分かるとおり、日本人は一人もいません。
100の国から応募があったとのことで、その中に日本が含まれていない
わけはないと思うのですが、残念ながら入賞者はいませんでした。

それどころか、私はこのニュースでそんなものが開催されているのを
知ったくらいで、Dream-Build-Playの日本語のサイトはありません。
事前にそれを取り扱ったニュースサイトもほとんどなかったと思います。
XNAの日本語サイトでわずかに紹介されていた程度だと思います)

以前のエントリでも書きましたが、日本のインディーズゲームシーンが
劣っているとは決して思わないのですが、それに注目しているのは、
むしろ日本国内よりも海外からの方が大きいと思います。
(それはすなわち、日本人は技術力やブランド力以外での、
アイデア勝負のゲームに関心が低い
ということでもあります)
日本人が作ったゲームによるビジネスチャンスを、
海外によってすくわれていくなどという状況がどんどん出てくるかもしれません。

今回の報道の少なさに関して言えば、海外から日本のインディーズが
ナメられているということと、国内からも日本のインディーズが
ナメられているということの両方を感じました。
事実、応募数は分かりませんが、日本人は賞を取ることができませんでした。
賞を取れるゲームと、それを作れる開発者が日本のインディーズシーンに
ないわけではなく、単純な宣伝不足が主な原因だと思います。

日本でのインディーズゲームというと、個人の勝手な考えですが、
プロの開発者が片手間に作ったもの(東方プロジェクトがそうであるように)か、
あるいは昔プロだった人たちが当時の技術を用いて作ったもの
というイメージが強いです。
シューティングや2D格闘のような、いわば前時代的なゲームデザインが
インディーズゲームシーンにおいて流行っている
のも
そういったところが原因かと思われます。

海外の場合は、大学生や院生が作るケースが圧倒的に多いようです。
もともとコンピュータが生まれた国ですし、日本とは「大学」の
存在意義がまったく異なります。

日本にも海外にも言えることですが、プロと言っても、ピンからキリまで
いろんなデベロッパがあるわけで、こういった学生が作ったゲームに
食われてしまうことも十分ありえます。

日本のインディーズシーンがもっとオープンになって、
世界に向けてチャレンジングになっていってもいいのではないかと思います。
スポンサーサイト

2007年08月19日 Game Development トラックバック(0) コメント(0)












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。