今更ながら「THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2」 Game Programmer's (web)Log

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今更ながら「THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2」

今日は北米でのXbox360の値下げのニュースなどありましたが、
一番笑ったのはkotaku.comの「任天堂、カプコンの従業員がポルノ女優に?」
という見出しのニュース。
内容が内容なのでリンクは避けますが。

それはさておき、時間は経ちましたが、メタルギアソリッドの
20周年記念BOXが我が家に届きました。
メタルギアシリーズといえば、私が体験したのは悪名高いファミコン版の
初代メタルギアのみ(しかも触りだけ)だったりするのですが、
値段も安かったので購入してみました。

箱を開け、一通り中を拝見した後に、真っ先にPS2で起動したのは
「THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2」のディスクです。
簡単に言えば、「メタルギアソリッド2」のメイキング資料、
という一言で説明できるのですが、その一言で片付けるのが
もったいないほどの充実した内容になっています。

これがリリースされた当初、私も会社で少しだけこれをプレイ(?)
して度肝を抜かれたのを覚えています。

登場するキャラクターの3Dモデルを、ありとあらゆる角度から
閲覧することができるモデルビューワーや、リアルタイムレンダリング
イベントの再生フレームやカメラワークまでを自由に操作して
閲覧することができるイベントビューワーなどなど、
実際の開発時のツールでもここまで丁寧に作りこまないであろう
テストモードの数々を収録しています。

さらにさらに、プログラミングにおける設計思想やTIPSを数多く
収めたドキュメント(テキストオンリーなのが残念)や、
小島秀夫監督自らが書いた企画書まで、ゲーム開発者にとっては珠玉の、
逆に言えば、そうでない人には一分の価値もない資料が満載です。

オリジナルの「メタルギアソリッド2」自体は、
企画書にも書かれているとおり、PS2にハードを移して初めての
メタルギアシリーズタイトルだったため、新ハードならではの
目論見や問題などがあったようで、現在の新ハードでの開発と
同じような思いが当時もあったのだなとほほえましく思えます。
「敵キャラクターを300体表示したい!」といった文面など)

何時間もかけてじっくり見るような内容ではないので、
一人一枚持っておくような必要はないにせよ、
資料用として、会社やサークルで1枚ある分には
なかなか楽しめるのではないかと思います。

ここからは若干の蛇足。

個人的には、こういった内容の資料が(採算が合うかどうかは別として)
もっと増えてもいいだろうと思っています。
ゲーム開発関係の資料のほとんどは海外の翻訳本ですし、
Cマガジンですら休刊になってしまうこのご時世です。
CEDECというゲーム開発者のためのコンベンションが毎年開催され、
その資料がCD-ROMなどでまとめられ販売されていますが、
一冊の本にして一般に売り出してもいいくらいだと考えます。

ゲーム開発者だけでなく、ゲーム業界就職志望者のための本なども
もっとあってもいいような気はします。
こちらは十分採算が合うと思いますが。
毎年毎年、「面接の達人」などの面接本が飛ぶように売れますが、
「面接の達人(ゲーム業界編)」なども作れば、
それだけでも十分売れていくと思います。

ここで、賢明な方からは、「ゲーム業界編って言ったって、
特別何を書くんだ」というご指摘もあるかと思いますが、
中身一緒で表紙だけ差し替えるだけで十分でしょう。
だって、ゲーム開発企業に入るのもその他の企業に入るのも、
企業が必要としている人材なんてほとんど変わりませんから。
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2007年08月08日 Game Development トラックバック(0) コメント(0)












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