Game Programmer's (web)Log

kotaku.comとGame*Sparkがあれば他に何もいらない 職業ゲームプログラマがいろんなニュースに茶々を入れるblog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

「ファイナルファンタジー」の「ビジュアル重視」路線

またも少々古い話になるのですが、以前エントリにも書いた、
国際ゲーム開発者会議であるGDC(Game Developers Conference)にて
おこなわれた、スクウェアエニックスの研究開発部の方の講演での発言が、
ネットで話題になりました。

スクエニ村田琢氏、「ホワイトエンジン」改め「Crystal Tools」を正式発表
「The Technology of FINAL FANTASY」、質疑応答も全文収録!!(GAME Watch)


そもそものこの講演の主題は、スクウェアエニックスが開発した、
全社統一の共通ゲーム開発ツールである「Crystal Tools」の紹介でした。
ハードの進化に伴い、国内外問わず、汎用のゲーム開発ツールの開発が
急務となっている中で、ついにスクウェアエニックスもその流れに
乗り出したという点で、大きな関心を呼んだ講演でした。

だったのですが、多くのユーザにとっては、この講演の中で出た、

「『ファイナルファンタジー』シリーズは、
キャラクタに非常に比重が置かれたゲーム」


「とにかく“魅せることありき”であり、どのようなキャラクタが、
どのような世界観の中で、どのような活躍をするのかみたいなところから
ゲーム作りが始まるところがあり、ひょっとすると皆さんから見ると
特異に写るかも知れない」


というところに注目が集まる結果となり、掲示板やブログなど
ネットの各所でこの件に関する議論が繰り広げられたようです。

肯定、否定、ともに多くの意見があるかとは思いますが、
私たちがこの議論をする際に、ひとつだけ忘れてはいけないこと
あると私は考えています。

続きを読む

スポンサーサイト

2008年03月13日 Game Development トラックバック(0) コメント(6)

第二次?ダウンロードゲームビジネスの幕開けのために

GDCでも発表がありましたが、Xbox360で、ユーザが作った
インディーゲームをXbox360で配信するサービスや、
また、Wiiでも本格的に新作ソフトをダウンロード販売する
時期が決定したということで、現在主流の据え置きゲーム機の
すべてでゲームダウンロードビジネスが出揃い、
今後ますます活発になっていくことが予感されています。

しかしながら、ダウンロードビジネスにはさまざまな
障壁も立ちふさがっている
ことも事実です。

ひとつには、大前提としてインターネット環境が整っている
ユーザにしか利用することができない
ということ。
今でこそかなり格差は無くなりつつあるとは思いますが、
都心部と郊外ではやはり受けられるサービスに
差が出ることがネックになっていました。

それに準じて、インターネットの整備はプロバイダや
回線業者に任せる部分が大きいため、
ゲーム業界からではタッチできないところが大きいのも
ビジネスとして不確定な要素のひとつでしょう。
インターネットに関する知識についても、
人によって大きな差があるため、万人に利用できる
サービスとは言いがたいものがあります。
ただ、最近ではWiiとNTTが協力関係にあるので、
この問題は徐々に解消されていくかもしれません。

最近のゲームの大容量化も大きな原因となります。
いくら光ファイバーが整いつつあるとは言え、
数ギガバイトもあるゲームソフトを、インターネット経由で
ダウンロードしようと思った場合、かなり潤沢な
インフラがあったとしても、数時間を要するはずです。

セキュリティ面でもダウンロードサービスはメーカーに
敬遠される理由のひとつになっています。
コピープロテクトや、ユーザ認証など、複雑なセキュリティの
システムを用意しておかなければ、たちどころにして
違法ソフトばかりが横行することになってしまいます。

そして、ここも大きな問題ですが、小売店にとって
旨味がないため、ユーザへの浸透に時間がかかる
ということ。
ダウンロード販売ではメーカーとプラットフォームホルダー
にしか利益が発生しない仕組みになっているため、
小売店による広告宣伝効果がまったく期待できません。
ただでさえ、amazonのようなネット販売による購買手段が
シェアを伸ばしている中で、よりインターネットに
依存する方向性に行くのは望ましくないと思われるでしょう。

また、売り上げの正確な数字をプラットフォームホルダー
とメーカーだけが握ることになってしまうため、マーケティングを
ビジネスにしているメディア(つまりはエンターブレインですが)
にとっても旨味の少なく、協力が得にくいというのも
あるのではないかと思います。

上記のような理由から、ゲームのダウンロードビジネス
というのは難しいものとされてきました。
しかしながら、実は、ゲームのダウンロードサービスというのは、
今に始まったことではなく、以前にも存在していました。

続きを読む

2008年03月03日 Game Business トラックバック(0) コメント(2)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。