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kotaku.comとGame*Sparkがあれば他に何もいらない 職業ゲームプログラマがいろんなニュースに茶々を入れるblog

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ゲーム開発側から見た「重厚長大主義」

以前コメントでご指摘いただいた、ゲームにおける「重厚長大主義」の
問題点を、ゲーム開発の立場側から少し考えてみたいと思います。
ただし、これらはあくまで日本国内のコンシューマ機市場での話
だと思ってください。

プレイステーション2(PS2)が台頭してきた頃からか、
あるいはそれよりももっと前からか、ビデオゲーム界において、
ある種の「重厚長大主義」というものが見られるようになりました。

これがどういうものかと言うと、
・プレイ時間が長いもの
・ストーリーや世界観が壮大で、広がりがあるもの
・主題歌や声優陣、ムービーなど、演出的要素の豪華なもの
・宣伝広告費に多額の予算を充てているもの

などなどです。

ニンテンドーDS以降の、いわゆる「脳トレ」ブームは例外として、
昨今のゲームではユーザに対するアピール方法として、
「いかにこのゲームに大作感があるか」というのを重要視している
向きがあると私は考えています。
実際問題として、大作感のないゲームというのは
売れにくくなっている
とも私は考えています。

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2007年11月25日 Game Business トラックバック(0) コメント(2)

「バーテンダーDS」に足りないゲーム的気遣い

エレクトロニックアーツ(EA)のサイトから。

言わずと知れた、世界ナンバーワンのゲームパブリッシャーであるEAが、
日本向けにリリースしたDSタイトルが存在します。

EAといえば、EA SPORTS(昔は旧スクウェアがリリースしていた時期もありました)
に代表されるスポーツゲームや、アメリカ産のレースゲーム
映画版権もの、ミリタリーもののイメージが強いのですが、
日本市場向けに実用ソフトも出しています。
それが「お酒選びの新ツール」というシリーズです。

私もお酒を飲む機会が多いので、このシリーズの中の一本、
バーテンダーDS」を興味本位で購入しました。
初週で売れた本数は、あまり書くのも憚られる程度でしたので、
ブログとしては唯一のレビュー記事になるかもしれません。
実用系ツールはゲームと違って情報的な劣化が少ないので、
今後も伸びていくとは思いますが…

カクテルのレシピ検索はもちろん、バーテンダーに必要なスキルや
ツールの解説など、情報量としてはかなりのもので、
それだけでも十分な価値を持ったソフトだと言えます。

ただ、実用ツールとしてみると、いろいろと不備も目立ちます。

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2007年11月23日 Game Contents トラックバック(0) コメント(0)

PS3の開発ツール群が大幅値下げ

ずいぶんと間が空いてしまいましたが更新を放棄したわけではないです。
引き続きご愛顧いただければと思います。
「バーテンダーDS」について書こうと思ったのですが、
ニュース性の強いこちらのエントリから。

SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)のプレスリリースから。

PS3の開発ツール群の値下げに関するニュースです。
今までは別ライセンスだった開発ツールを、PS3のライセンスに標準装備させる
という点と、テストキットのバージョンアップ、開発機材の値下げなどが
含まれています。

通常、このような、完全な開発者向けのニュースを、プレスリリースとして
発表するということはめったにありません。

記憶している限り、任天堂やマイクロソフトでは同様の発表は例がありませんし、
SCEでもPS2のときはそのようなプレスリリースはなかったはずです。
(記憶違いでしたらご指摘をいただければと思います)

逆に考えると、今までは出さなくてもよかったニュースでも
プレスリリースとして出さなければならないほど、
SCEとしては好材料を望んでいる
という考え方もすることができます。
(あくまで推測ですが)

ちなみに、あまり公には書けないことだとは思いますが、
この95万円という値段は、かなり安い部類に入ると思います。
私自身具体的な値段を知っているわけでもないのですが、
PS2時代の頃を考えてもまだ安いと思われます。
これはかなり身を切っているのではないかと考えてしまいます。

これを機に、中小デベロッパが多数参入してくれれば、
PS3市場もさらに活性化してくれればよいのですが…

2007年11月21日 Game Business トラックバック(0) コメント(0)

新型PS2が国内正式発表、しかし値下げはなし

SCEのニュースリリースから。

先日エントリに書いたばかりですが、新型PS2(SCPH-90000)が、
北米よりも先に国内で正式に発表になりました。

しかしながら、残念なことに値下げはなく、
価格は据え置きの16000円のままとなっています。

デザインはそのままで、軽量化とACアダプターの内蔵化を
おこなったモデルということのようです。

「SCEJは、今後も魅力的なソフトラインアップとともに、
PS2プラットフォームの更なる普及、拡大を推進してまいります。」
というリップサービスもあり、今後もPS2がしばらく現役で
活躍することは間違いなさそうです。

2007年11月06日 Game Business トラックバック(0) コメント(0)

今期待されているのはPS3ではなくPS2の値下げ?

GameSparkの記事から。

数日前の記事になりますが、北米で新型PS2(PS3ではありません)が
2008年に発売されるという噂
が立っています。
確定情報ではありませんが、それなりに信憑性のある情報のようです。

一方で、さらに前にはSCEA(SCEアメリカ)の幹部が
以下のようなことをコメントしています。
GameSpotJapanの記事から。

要約すると、新型PS3にPS2互換を搭載しなかったのは、
PS3へとシフトさせていきたいから
ということらしいです。

PS3に注力させるつもりなのか、やっぱりPS2には
もっと稼いでもらいたいのか、SCEAの足並みが揃っていないのは
ともかくとして、PS2の値下げというのは、
ユーザにとっては歓迎すべきことでしょう。

余談ですが、以前のエントリで、新型PS3(40GB)とPS2の両方を
買った場合と、PS2互換機能つきの従来型PS3(60GB)を買った場合との
比較をしました。
ですが、この新型PS2は価格が$99(11000円強)ということで、
圧倒的に新型PS3の方がお得ということになりました。
逆に、60GBモデルの存在意義がかなり薄れたとも言えます。
(新型PS2の発売と同時にPS3の再値下げの可能性もありますが)

さて、この値下げを歓迎しているのは、ユーザだけではないと思います。
それは、当然PS2のゲームを開発しているメーカーということになります。

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2007年11月05日 Game Business トラックバック(0) コメント(2)

ゲーム制作「王道に近道なし」

またしてもニュースネタではありません。
久々にゲーム制作がらみのネタで。

たまに、縁があってゲームを作りたいという学生の方と知り合う機会が
あるのですが、そういった方たちの話を聞いてみると、
大体共通しているのは、みんな目標としているゲームが、
いわゆるコンシューマの「超大作」と呼ばれるもの
だという点です。

もちろん、夢や目標を大きく持つということは決して
悪いことではありませんし、そうやって夢に向かって努力することは
とても大切なことだとは思うのですが、私から見ると、
夢に向かう前から、挫折に向かってまっしぐらに突き進んでいるように
見えてしまう方がかなり多いと感じています。

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2007年11月02日 Game Development トラックバック(0) コメント(0)

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