ゲームに「ヘルプ機能」は必要なのか?
すでにさまざまなメディアで取り上げられていますが、
任天堂の「マリオ」の生みの親である、かの有名な宮本茂氏が、
様々な熟練度を持ったプレイヤーが等しくゲームを楽しむために、
ゲームに「ヘルプ機能」を搭載するという話が出ています。
宮本茂氏、Wiiのゲームに搭載する“ヘルプ機能”の存在を認める(iNSIDE)
そして、元ネタとなったkotakuの記事はこちら。
Shigeru Miyamoto Spills Beans On "Kind Code"... Almost(kotaku)
この機能はWiiでリリースされる「New スーパーマリオブラザーズ Wii」に
搭載される予定で、今後のゲームにも搭載されるそうです。
これに対するインターネットでの反応は、想像通りと申しますか、
やはり否定的な意見が大半を占めているように感じました。
奇しくも以前に難易度に関するエントリを書いたばかりでしたので、
そちらもお読みいただければ幸いですが、
私個人のゲーマーとしての意見としては、
やはり自分にとっては必要のないものだと思います。
ただ、曲がりなりにも世界中のゲーム開発者から「神」や「ヒーロー」と
称えられる宮本氏の発言ですから、そこにはやはりポジティブな思惑が
きっと何かあるはずです。
私は作り手でもありますので、神に近づくためにもこの題材を肯定的に捉え、
どうしたら面白くできるのか、想像してみたいと思います。
「神ゲー」という言葉
インターネットでよく見かける言葉の中で、
「神ゲー」「神曲」というものがあります。
海外で「God Game」というと、「ポピュラス」や「シムシティ」などの
「神様視点のゲーム」という意味で、全く違う意味になりますが、
日本国内においては、概ね「神がかった素晴らしいゲーム」
という意味で使われています。
ゴッドゲーム(Wikipedia)
突然ですが、私はこれらの言葉に対して違和感を感じています。
「最近の若い者は…」的な難易度のはなし
ご無沙汰しております。
新年度になりまして、新しく社会人になられた方も多いかと思います。
なんだかんだで、結構な年数をこの業界で過ごしておりますと、
フレッシュな方々との考え方のギャップに驚かされることも
少なくなってきた今日この頃だったりするわけですが、
そんな話を書きたいと思います。
ゲームには「難易度」と呼ばれる要素が存在します。
映画や小説のような受動的なメディアではなく、
なおかつ「障害」や「試練」という内容を持つ
一風変わったエンターテインメントであるビデオゲームには、
他のメディアにはない、この「難易度」という要素が、
非常に重要な位置を占めることになります。
世の中には様々なゲームの腕前を持つ人たちがいます。
ゲームを作る人間の使命のひとつとして、そういった幅広い方々に、
まんべんなく面白いと感じてもらえるゲームを作ることがあります。
これにはいろいろな方法があると思います。
バグはなぜ発生するのか?
「ドラゴンクエストIX」発売延期という大型タイトルの宿命
もうすでに各所でも報道されておりますとおり、
「ドラゴンクエストIX」の発売延期が発表されました。
公式のニュースリリースはこちらです。
また、決算会見でのスクウェア・エニックス和田社長の発言も
以下に掲載されています。
「ドラクエIX」発売延期の理由は「油断していた」と和田社長(ITMedia)
BIGLOBE GAMEのコラムでは、ゲームの不具合に関する考察も書かれています。
「ドラクエ9」7月に 延期の理由とゲーム企業の形(BIGLOBE GAME)
各種コミュニティサイトやブログサイトでも当然のことながら
物議をかもしており、様々な憶測が飛び交っています。
スクウェア・エニックス『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』発売日を7月に延期(iNSIDE)
『ドラクエIX』延期、店頭でも慌しい動き(iNSIDE)
以前から、プログラムのバグについては書いてみようと思っていたのですが、
せっかくの機会ということなので、ゲーム開発側の立場から、
プログラムのバグと、発売延期に関する考えをまとめてみようと思います。





